いままで2クールだと思っていたかしましも今日で最後。
主人公が二人のヒロインの間で揺れ動いてる系は先にフラグを立てた方を捨てる、というのが王道というかいつものパターンというか先日最終回を迎えたCanvas2もそうなんですけど。
最後の最後まで引っ張って結局捨てるみたいな展開って振られた方の描写があまり重くならないんですよね。


でもかしましはちがった。


かなり出だしの方でとまりをきっぱり振った。
斬新じゃないんだろうけど…私の中では斬新!!
ある程度覚悟はあったにせよ、とまりにはショックな出来事だったらしくしばし呆然。
間、その後の笑い方、踏ん切りのつけ方。
その戸惑い、躊躇を台詞と台詞の間の間で表現するのはやっぱり中の人の演技力の賜物だと思う。


で、野菜園で水遣りをやっていたのでお互いにホースを相手に向けて遊んで服が濡れても透けない!!


な ぜ だ !!


おかしいだろ!?ψ(´Д`;)ψ


ぐっしょり濡れ濡れで透け透けじゃないのか!?


・・・。


一頻り遊んだ後は屋上で日向ぼっこ。
今度は濡れた服が透けてます。Good!!
でも起き上がると何故だか透けません。不思議!不思議!
透けない代わりにはずむの上半身の動きに合せて胸がふんわりと動く(*´Д`)


揺らせばいいってもんじゃないと、スタッフは判ってるっ!!


今のところこの描写が一番上手だったアニメはCanvas2
エリスが入院してベッドで起き上がるシーン。
上半身を起こしてひねる時、極自然に胸が上下します。
どー見てもノーブラです。
ちなみに動くのははずむだけ。
とまりはお察しください。



はずむの話は「やす菜を選ぶ」ととまりに伝える事。
とまりの方ははずむと一日遊んでもらってそれで諦めると伝えるつもりだった。
その事を聞いてはずむはとまりを連れ出して遊びにいきます。
優しいな、こいつ。
夕方まで一緒にいたものの終わりが近づくにつれてはずむが泣き出し、とまりはお前が謝るなっ!と喝を入れる…貴方すごくカコイイ。
この後のとまりの涙ぐみながらの一連の台詞(うろ覚えなので一部割愛)は心を揺さぶられました。


「私の好きなひとはな、私にプロポーズしてくれるために一番勇気のあることをしてくれたんだ」


「大人になって結婚して子供が生まれて孫が出来ておばあちゃんになっても伝えるんだ」


    :
    :


「はずむはずっと私の胸の中にいる…」


「行け、はずむっ! 振り向くな!!」



かっこよすぎる…とまり(TДT



これを聞いて振り返って歩き出すはずむ。
そしてその直後、空を仰いだとまりが叫ぶ。


「はずむーっ!側に居て欲しいよー!!」


ここで始めて涙を流すとまり。
直情的で直向、だけどそんな自分をよくわかってるから悩んで揺れる彼女の本心。
まっすぐな分だけ相手に届く言葉。
うわぁぁぁぁぁ(TДT
はずむじゃなくっても彼女を抱き締めますよ、そりゃ。
でも、はずむがしてあげられるのはそこまで。
彼女は自分でやす菜を選んだのだから。
このあとは例によってとまりを慰める為に現れるあゆきの話、やす菜に告白するはずむ、やす菜の病状が回復した事を見届け地球を経つ宇宙仁とジャン・プウ。
ちまちまっと会話を挟んでEDへ。


でこれがまたすごいの。
EDはフルコーラスのみちしるべだと思っていたんですが新曲キター!!
なに、この熱の入れ様。
ガオガイガー並みの熱さ感じるんですけど。
その後のエピソードを流しつつ一通り歌が流れたところでやす菜とはずむが一緒に帰る描写。
手を離したやす菜がはずむに声をかけた瞬間、場面が変わってとまりとはずむが例の川辺にいる場面へ。
川辺の石を渡ったはずむがふりかえってやす菜と同じように声をかけた瞬間にEND。



は?



え? 何?


放送カットされた?



その後しばらく見てましたけど「おしまい」の文字



・・・ポカーン(゚Д゚)



これはアレですか。
超時空はにはに(TVアニメ版月は東に日は西に)のENDのようにDVDで二人のENDを別々に補完するつもりなのか。
TVがやす菜のENDととまりENDの一部だけを描写したとして、DVDでとまりを抱き締めた後にとまりを選んだENDも15分くらい新規カットで描き下ろすのだろうか。
とまりENDは大体想像がつく。


川辺、というのは幼い頃の二人の遊び場であり
臆病なはずむがとまりを射止めるために勇気を振り絞って川を渡りきった場所であり
とまりがはずむへの想いを自覚して二人で抱き締めあった場所。
となれば川を渡りきったはずむが取る行動といえば・・・とまりへの告白=プロポーズでしょうね。
ウハ、キタコレ!ε=(゚Д゚*)



だったらDVD買うしかないじゃないか!!


あ、そういえば私と一番相性のいい声優は石田彰だそうです。うほ。